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中国製のビタミンCサプリ 値段は安いが…

世界的に90%以上が中国で生産されているビタミンC

ビタミンC(L-アスコルビン酸)のサプリメントは、値段も手ごろで入手しやすく、コラーゲンの合成や活性酸素の消去などにも活躍してくれる定番サプリの一つ。

適切な摂取量を守れば、特段目立ったデメリットもなさそうな優等生のビタミンCサプリですが、ひとつ大きな盲点が。それは原料の生産国です。

驚いたことに、ビタミンCサプリメントの原料は、世界的に見てその90%以上が中国で生産されているというのが現状です(2016年3月現在)。

中国以外の生産拠点としては、オランダに本社を置くDSM社がヨーロッパ唯一のビタミンC原料生産工場を有しており、高品質ビタミンCブランド「Quali-C」を市場に提供しています(2016年3月現在)。

もちろん日本国内でもビタミンC原料は現在は生産されておらず、そのすべてを海外からの輸入に頼っています。どこの国からと言えば、それが中国であるというのが実情です(サプリメントに限った話ではありませんが)。

国内の有名サプリメーカーから発売されているビタミンCサプリメントは、「原料は中国ではありません」と明記されていない限り、そのほとんどが中国で生産された原料を使用していると考えられます。

中国は異物混入・環境汚染が心配

確かに、原料が中国で生産されているからと言って、「体に有害である」と100%断定することはできませんし、ビタミンCの実体であるL-アスコルビン酸の品質にどれほど化学的な差が生じるのか疑問がないわけではありません。

しかし、「火の無い所に煙は立たぬ」とも言います。偽装や異物混入、環境汚染・大気汚染が深刻だったりと、中国産には不安が付きまといます。

実際、2000年頃には中国製ダイエット食品による健康被害・死亡事例が発生しているほか、中国国内では偽粉ミルク・メラミン入り粉ミルクなどで腎臓結石、栄養失調などの被害も報告されています。

さらに、殺虫剤が混入した冷凍餃子中毒事件(毒入りギョーザ事件)や、高濃度農薬の残留、有害な化学物質の混入事件など、中国の食品問題は毎年のように報道されているのが現状です。

「安物買いの銭失い」と言いますが、失われるのが「銭」だけならまだマシな方です。貴方自身の、そして大切な家族の健康と命を守るため、サプリメントの原材料にも厳しいチェックを入れていくべきだと思われます。

中国産を避けようとすれば、スコットランドで生産されている高品質ビタミンCブランド「Quali-C」が唯一の選択肢と言えるでしょう。